そこで、“ きっずノート”の連絡帳機能を利用して、例年楽しみにしている『こどもの日の集い』ができないかと考えました。
園からこいのぼりの製作キッドを郵送し、お父さんやお母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃんと作ってくれた、こいのぼりの作品やお家の方と一緒に楽しく作っている様子を写真で連絡帳機能から送ってもらいました。

いつも利用している“ きっずノート”からなので保護者の方も手軽に投稿でき、また受け取る園側では、誰から送られてきたか、どんな写真が何枚送られてきたのかが直ぐにわかり、みんなの作品を素早く編集してホームページで展覧会を開催することができました。

子ども達は、お友達の顔が見られたり、大人はコメントに励まされたりと大好評でした!“きっずノート”のおかげで園と家庭だけではなくみんなを繋ぐことができました。
このこいのぼりの様に子ども達の元気な姿が早く園に戻ってくることを願っています。


2018年2月末から1週間シンガポールを訪問し、現地の保育者と交流する機会がありました。2016年、2017年の2回の全私保連「シンガポール保育視察研修」で訪れたMy First Skoolの幹部と日本から参加した保育現場の皆さんとで、保育者の役割、子ども達の自律、将来に向けて身につけておくべき非認知スキルについて語り合い、お互いの保育現場の課題や解決法について大いに語り、交流することができました。
シンガポールといえば、四季がなく「暑い、もっと暑い、とても暑い (Hot, Hotter, Hottest)」の3種類の気温しかなく、年中暑いという印象を持たれている方が多いと思います。実際、今回の滞在中の気温は28度から33度と日本の夏を思い出させる気温でした。それでもホテルやレストランでは冷房が効いており、寒く感じるくらい。南国を訪れるとだいたいこんな感じ、と行かれたことのある方は思われることでしょう。
さて、保育園はどうか?今回見学した公団住宅やオフィスビルに囲まれた5園では、すべて冷房は入っていませんでした。窓を開け、天井から吊り下げられた多くの大型ファンで空気を循環させて、室内を快適に保っています。同時に、給水器や水筒は多く目につきました。 本部の事務担当者に聞くと、熱波が続き気温が上がり冷房をつけなければいけないときは、年間に10日程度。あとの日は、換気で十分とのこと。職員の皆さんも、子ども達も暑いことは気にする様子はなく、日本からの訪問者だけが「暑いね」でした。









その名も「デン」
そんな時この空間に入ることで緊張をほぐし、気持ちをクールダウンする事で、又次の活動へと気持ちを切り替え、元気に取り組んでいます。
本園では、5年前に従来の一斉保育を見直し、乳児クラスで1人1人を丁寧に保育する育児担当制を導入、合わせて全クラスで子ども1人1人が自分の好きな遊びに没頭できるコーナー保育を採り入れてきました。
職員間でのミーティングや研修を重ね、園全体で工夫し改善していく中で、安心して遊び込める子ども達が増え、子ども同士のトラブルや個別対応が必要な子が激減し、保育教諭の保育に対するゆとりややりがいが生まれてきています。