公益社団法人 全国私立保育連盟

トピックス

保育・子育て総合研究機構国際委員会では、令和3年度より委託研究「子どもの権利条約の本質をとらえ、同条約をどのように日常の保育実践に活かしていけるのかを探る」を木附千晶氏(子どもの権利条約(CRC)日本代表、臨床心理士、公認心理士、文京学院大学非常勤講師 他)に委託しております。この度、本研究の一環として「ひとり一人の子どもを大切にするための保育環境調査」を実施することになりました。皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。

【調査主旨】
子どもの権利条約はひとり一人の子どもが「世界でたった一つの宝」として輝くためにつくられた国際的な約束事です。それを実現すべく、前回の国連審査後に日本政府へと出された国連からの「懸念と勧告」(「総括所見」)には、保育所等における保育の質の確保・向上に関する内容が盛り込まれました。
「保育の質」の確保には、まず保育士の労働環境が良くなり、保育士がひとり一人の子どもと向き合える時間や気持ちの余裕がなくてはなりません。「異次元の少子化対策」と言いながら、保育士の配置基準さえも70年以上ほとんど変更されないままでは、いくら「子どもの思いに寄り添いたい」と思っていても個人の力には限界があります。関わりが難しくなっている保護者への対応もままならなくなります。 
みなさんの保育所は、「保育の質」の確保・向上が実現できるような場所になっているでしょうか。次回の国連「子どもの権利委員会」による日本政府への審査も視野に入れ、現状を把握し、日本の保育政策を改善するためにぜひご協力ください。

回答受付期間:令和5年5月31日(水)~7月1日(土)
調査対象:保育施設で働く全ての方々
調査報告:本調査の結果は、研究成果報告書に掲載いたします。
     研究成果報告書は、令和5年度内にHPあおむし通信に掲載予定です。

★令和5年5月31日時点の状況をご回答ください。

回答フォームはこちら!!
https://forms.gle/Uctk55fBkMpXqhfS9


 
「新任園長セミナー2023 in東京(2023年7月26日~28日開催)」は申し込み締め切り日前ですが、多くの皆さまにお申込みをいただき、定員に達したため、お申込み受付を終了いたしました。
 皆さまにはご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんが、ご理解くださいますようよろしくお願いいたします。
 
保育カウンセラー養成講座第76回ステップⅠ(東京開催)は多くの皆さまにお申込みをいただき定員に達したため、受付を終了いたしました。
第77回ステップⅠ(札幌市)、第78回ステップⅠ(広島市)は空きがございますので、よろしければご検討ください。ご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんが、ご理解くださいますようよろしくお願いいたします。
全私保連では、こども政策の大きな転換点とも言える流れの中で、常任理事会の下に「こども基本法ワーキンググループ(以下WG)」を設置し、省庁や国会議員を含む関係各所と意見交換を行いつつ、「今なにを大事にすべきか」を改めて考え、議論してきました。

WGは交わされた議論を基に、リーフレット『こどもまんなか社会の実現に向けてこどもの声に耳を傾けよう 「こども基本法」成立の意義と「こども大綱」への期待』を作成し、保育通信3月号に同梱して皆さまのもとへお届けしたところです。

たいへんありがたいことに皆さまからご好評をいただき、追加の送付を希望されるお声をお寄せいただきました。WGはこうしたご希望にお応えするため、このたびリーフレットを増刷いたしました。
現場の保育者や保護者の皆さま、関係諸機関と「保育って?」「子どもって?」「未来って?」と語り合うツールとしてご活用ください。

追加の送付をご希望される方は、以下Googleフォームからのお申し込みをお願いいたします。
https://forms.gle/VAP55fdm5vxgns6S6
(※50冊を一応の上限とし、
6月末まで受け付けます。)
こども家庭庁から情報提供がありました。
今般、昨年来の保育所等における不適切事案を踏まえた今後の対策を行うことといたしました。
(1)ガイドラインの策定
(2)児童福祉法の改正による制度的対応の検討
(3)虐待等の未然防止に向けた保育現場の負担軽減と巡回支援の強化
事務連絡「虐待等の未然防止に向けた保育現場の負担軽減と巡回支援の強化について」も併せてご確認ください。
『保育における不適切対応を考える調査』報告書を掲載しました
https://www.zenshihoren.or.jp/activity/research.html

 
公益社団法人全国私立保育連盟事業部にて紹介しております保険の商品についてご案内いたします。
新型コロナウイルス感染症に関して、特段の事情が生じない限り 2023 年 5 月 8 日(月)に「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(以下「感染症法」)」上の「五類感染症」に変更するとの政府方針が公表されています。つきましては、「五類感染症」に変更された場合の「入院の特別取扱い(以下「みなし入院」)」および「主な商品の取扱い」に関する変更点について、お知らせいたします。

 
厚生労働省から情報提供がありました。
昨年の児童福祉法の一部改正に伴い、児童にわいせつ行為を行った保育士について、登録取消しや再登録の制限などの資格管理の厳格化が行われることを踏まえ、基本的な考え方等を示した「保育士による児童生徒性暴力等の防止等に関する基本的な指針」を策定し自治体宛てに通知として発出いたしました。
第65回全国私立保育研究大会(徳島大会)
令和5年6月14日(水)~16日(金)
第10分科会
「すべての子どもの幸せを願って制度を考える」(運営:全私保連保育制度検討会・予算対策会議正副議長会議)の午後の部登壇者が決まりましたので、お知らせいたします。

Ⅰ部・株式会社保育システム研究所代表 吉田正幸氏 講演
Ⅱ部・シンポジウム「すべての子どもの幸せを願って制度を考える」

コーディネーター
 丸山 純氏:全私保連常務理事
シンポジスト
 吉田正幸氏:株式会社保育システム研究所代表
 塚本秀一氏:全私保連副会長
 宮上吉史氏:保育制度検討会委員