公益社団法人 全国私立保育連盟

保育のこだわり

ごっこ遊びゾーンのこだわり・島根県

子どもは周りのものをよく見てそれを真似ることで、様々なことを学び成長していきます。

例えば赤ちゃんが最初に意識する家庭での大人の生活は、食事をする場面や料理をする場面だと思います。その様子を見て、その姿を真似て演じるのがごっこ遊びで、特に食事の真似や料理の真似をするのがままごと遊びと呼ばれるものです。ということで0,1,2歳児の環境はままごと遊びが十分に体験できるようにしています。

3,4,5歳児は次の段階として、自分の体験する世界の広がりに合わせて、外の世界の真似するようになります。家から外に出ていき、いろいろと地域の人と出会い、そして様々な仕事があることを知っていきます。

そして外の世界の大人の姿を真似して遊ぶようになります。家庭の中でも食事以外の仕事の様子に興味をもつようになります。これが3,4,5歳児のごっこ遊びです。

今は子どもたちが話し合った結果、病院ごっこをしようということになり、そのために必要な道具を製作ゾーンで作っているところです。家庭でもパソコンを使っている姿を見ているためか、パソコンも使いたいという意見が出たので、そのための場所も用意しています。

大きく広がった世界を真似したごっこ遊びを楽しんでくれることを期待しています。