昨年から月に一度、年長さんを対象に「かがくのじかん」という取り組みを行っています。年長さんが対象ですが、興味のある年下の子たちはその様子をじっと側で見ていたりもします。
この「かがくのじかん」は、博士に変装した保育者が簡単な実験を子どもたちと一緒に行うというものです。
「科学」と聞くと、なんだか難しいものという印象を受けてしまうかもしれませが、科学(science)の元々の意味は「知ること」で、子どもたちの「知りたい!」と思う気持ちを刺激するような活動が、この「かがくのじかん」と捉えています。この時間を楽しむことは、「知りたい!」という子どもたちの自然な欲求を満しているのだと思います。
実験をしていく中で子どもたちからは自然と「不思議!」「どうして??」という言葉がたくさん出てきます。その言葉は「どうなっているのか知りたい」という思いなのではないでしょうか。
この知りたいという素直な思いをたっぷり楽しむことができるように、これからもいろいろな取り組みを行っていきたいと思っています。