公益社団法人 全国私立保育連盟

保育のこだわり

和のこだわり・島根県

環境の装飾などを考えるとき、なるべく和の物、地元の物を活用するようにしています。例えば窓には障子を取り付け、それを通して柔らかい光が差し込んでくるようにしています。

また、手ぬぐいを使って暖簾を作ったり、さらには地元の伝統工芸品である和紙を使ってランプシェードを作って遊びのゾーンで使用したりもしています。

例えば、障子を通した柔らかい光が癒しの効果があると言われています。そうした独特の効果はもちろん大事にしたいことですが、それ以上に、自分たちの住んでいる日本のものや地元の伝統工芸品といった和の物に日常の中で接することのできる環境にしていきたいと考えています。自分は日本に住んでいる、島根県の中の○○市で生活をしているといった所属感を持つことは、自尊感情を高めるためにも大切なことで、それが子どもの自発的な活動につながっていきます。

自発的な活動は子どもの発達のために非常に重要なことです。そんなことから、環境を考えるときはどんな風に和の物が使えるかを考えるようにしていて、子どもたちが生活の中でそれらを見たり触れたりできるように工夫しています。