この夏、オリンピックに子どもたちが少しでも興味を持くれたらといいなと思い、ある仕掛けが登場しました。
世界にはいろいろな国があり、人がいて、スポーツにもいろいろな種目があります。また、同じ日本に住む選手のみなさんが真剣に競技をしているということを感じてほしいなというそんな思いから生まれたものです。
まず、オリンピック開会式の前に保育園に手作りポスターとオリンピックまでのカウントダウンカレンダーが貼られました。また、日本のメダルの獲得数とその種目を目で見える形にして、室内にそれとなく飾ったりもしました。
朝の会などでもオリンピックの話が話題になり、家庭でも話題になり、ご家族でテレビの前で観戦したりと、子どもたちも次第にオリンピックに興味を持ち始め、遊びにも少しずつ変化が見られるようになりました。
制作ゾーンでは世界の国旗を描いている子や、お手製のメダルを作っている子がいたり、積み木ゾーンでは「ロンドンの街を作りたい」という声が上がり、ロンドンの町並みの写真を見ながら積み木でなんとか作ろうとしている姿もありました。
子どもたちも保育者も楽しみながらオリンピックと関わった時間でした。