保育園の畑のあり方として、限られたスペースの中で効率よく野菜を植え、そして収穫するということよりも、日常的に作物に触れたり変化を感じたりすることがまず先で、そこから野菜に対しての関心が高まっていくことにつながれば…と考えています。
触れる、育てる、体験できるという要素は遊びの大事な要素で、それを体験しやすい畑を子どもたちにもっと近い存在にするために、広くし、そして中を自由に歩けるよう道を作りました。
また、きゅうりのトンネルなんかもいい具合に育ってきています。ちょっと薄暗いトンネルを抜けるとその先にはいい感じに水たまりができてたりして…。子どもでなくても惹かれてしまう風景です。
何の野菜を植えるかを子どもたちと話し合って決めたりするので、そのことからも野菜に対しての関心は深くなっていると思っています。
当然虫もたくさん集まってくる場所なので、虫に興味のある子はよくここで活動しています。広く生き物に対して興味をもつ場ということになるかもしれません。