公益社団法人 全国私立保育連盟

保育のこだわり

地域の自然・島根県

 

当園のこだわりは「もくもくの日」。

週に一度の活動ですが、地域の自然の中へ出かけていって、そこで一日中過ごす日を「もくもくの日」と呼んでいます。一年中、どんな天気であろうと出かけていくのが特徴です。

朝9時に保育園を出発し、子どもたちの興味・関心の赴くままに拠点となる場所へ向けて歩いて行きます。1時間で到着することもあれば、2時間経っても到着しないことも。

おもしろい草や虫などを見つけたり、目的地までの道でも子どもたちは五感をフルに活用して遊びを始めます。そこで感じた好奇心が意欲となり、挑戦につながり、そして学びになっていくというプロセスを大事にしています。

自然の中には同じものを2つとありません。同じ場所でも、行くたびに風景が変化しています。全てのものが多様であるという当たり前のことを直接触れるなどの体験を通して学ぶ機会もとても貴重です。

また、活動の中では子ども同士の関わりが多く見られます。遊びの場面だけでなく、例えば急な斜面を登れずに困っている子を自然と誰かが助けたりとか。

自主的に活動する姿もよく見られますが、友だちの気持ちに共感する姿から社会性の育ちを感じることもできます。