公益社団法人 全国私立保育連盟

研修報告

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今回の自然体験保育リーダー養成プログラムは、社)東京都民間保育園協会との共催で平成23年11月21日~22日に行われました。

国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で開催されたプログラムでは、都内とは思えない程の自然のロケーションの中、自然散策をテーマとしたネイチャーゲームの実践やバーベキューサイトでの火を使った簡単なアウトドアクッキングを体験しました。

充実した2日間の研修では、28名のCONE保育リーダーが生まれました。参加者からは「自然への理解が深まった!」「子どもたちの保育に役立てたい!」とのコメントも聞かれました。それぞれの保育園に戻って、自然の持つ素晴らしさを子どもたちと共感していただきたいと思います。

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「頑張れ!!東北」の願いをこめて被災地岩手県盛岡市で開かれた「保育実践セミナー」(平成23年10月26日~28日)には、岩手の44人を含む162人が参加されました。

3人の講師によるさまざまな視点での講演やワークショップは、今後の「質の向上に向けての取り組み」にたくさんのヒントを得ることができました。そして同時に、新システム移行に向けて「何を大事にしなければならないか」を考える羅針盤になるような内容でした。

また参加された岩手の方達のたくさんの笑顔や親睦会での現地保育士による「さんさ踊り」には、過酷な状況の中でも決して失われない保育士魂を強く感じました。新しいシステムに向かう不安を抱えている私達が、逆に東北パワーに励まされてそれぞれの場に帰っていった3日間でした。

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9月14日(水)~16日(金)、全国各地の新時代の保育を担う29名の園長が集い、「中堅園長セミナー2011 in清泉寮」が開催されました。

モデルとすべき園長や個性豊かな講師をお迎えして実施しました。新時代を見据えた保育というテーマで、少子時代や環境の変化に伴う、これからの保育や保育の構造についてのお話やライブ形式の講演を受けました。

自問自答したり、同じステージに立つ仲間との交流を通して、エネルギーを補充したりと、大忙しの熱気あふれる、あっという間の3日間でした。また来年もこの地で多くの園長が交流できればと願っています。

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2,300人を超える参加をいただき、第54回全国私立保育園研究大会(兵庫大会)が盛大に開催されました。 厚生労働省保育課長による情勢報告、全私保連菅原常務理事による基調報告の後、遊育編集長の吉田先生コーディネイトで、フランス、フィンランド、ニュージーランドそれぞれの子育て事情を聴くシンポジウムが開催されました。それぞれ形は違っても国の誇りや社会全体の哲学の中に子育てや保育が位置づけられているのが印象的でした。 懇親会での元宝塚スターのショーでは観客の反応が素晴らしく、保育者間での宝塚人気を実感させられました。 最終日は平松愛理さんのミニコンサートと対談。震災のための歌も披露され好評のうちに閉幕しました。来年は三重です!
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日程:平成23年1月14日(金)~15日(土)
場所:横浜市・桜木町(「日本丸」訓練センター内)

冬晴れの中、北海道から沖縄まで全国各地域から18名の参加者が横浜に集まり、鈴木有香先生(早稲田大学紛争交渉研究所研究員)を講師に、2名のアシスタントと共に保育国際セミナーが開催されました。

セミナーとして実施するのは2年目で、2年連続で受講されている方もおり、初めて参加された方は緊張された面持ちではありましたが、有香先生のパワーに自然と笑顔になっていました。
人が日々の生活の中で他者に対して「違うこと」、「異なること」をどのように感じ、行動しているのかを体験することを柱に、保育園内外で感じるさまざまな異文化をどのように前向きに捉えるかということを目的に企画しました。

参加者からは、「皆違って良いんだということを改めて感じた」「現在、異文化の方は入園していないが、これから文化の違う方が増えてくるのかなと思い、大変勉強になった」など感想をいただきました。来年度も2月に京都で開催を企画しております。参加を是非お待ちしております。

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平成22年11月24日(水)~26日(金)ホテルニューオータニ博多において(社)福岡市保育協会のご協力のもと平成22年度保育実践セミナー(テーマ“日々の実践の中で高め合う「保育の質」”)が開催され、全国各地より大勢の参加者が集いました。 3日間を通して、3人の講師陣(大宮勇雄福島大学教授・岡健大妻女子大学准教授・大豆生田啓友玉川大学准教授)からは、それぞれの切り口は異なっても、『保育のプロセス』『同僚性』『記録は保育の始まり』ということが連続してたたみかけるように語られました。 「保育の質」を考える上で重要なキーワードであることをあらためて認識できた研修でした。詳細は、保育通信1月号でご報告いたします。ご尽力いただきました関係者のみなさまに感謝申し上げます。
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全私保連「子育てルネッサンス運動Ⅱ」が最終年度を迎える平成22年11月22日・23日、横浜市青葉区にあります児童野外活動センター「こどもの杜」において、自然体験活動保育リーダー養成プログラム「森の楽園」inYOKOHAMAが横浜市私立保育園連盟の運営により開催されました。 講師には野外活動教育事業所「ワンパク大学」代表で自然体験活動推進協議会(CONE)トレーナーの三好利和さん・千鶴さんをお招きし、参加者30名、運営スタッフ7名がこどもの杜に参集、「明日から使える自然プログラム」「自然活動と安全」「参加者の交流」を柱に体験型研修を学びました。2日間にわたるスケジュールでしたが、プログラムの最後まで熱心に取り組まれている姿が印象的でした。
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9月15日(水)~17日(金)、澄みきった高原の風がここちよい山梨県の清里・清泉寮に“めざせ!BEST INTEREST”を合言葉に、全国各地から40名の参加者が集い、第10回 新任園長セミナーが開催されました。 今回の研修は、「起・承・転・結」仕立てになっており、プロフェッショナルな園長達からのお話やライブ形式の講演を通して、自問自答したり、同じステージに立つ仲間との交流(課外授業も?)を通して、エネルギーを補充したりと、大忙しの熱気あふれる、あっという間の3日間でした。 たくさんの「キーワード」をおみやげに、再会を誓い、参加者の方々はそれぞれの持ち場に戻っていきました。
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平成21年11月14日(土)東京ビッグサイト国際会議場にて「子育てフォーラム2009」が開催されました。悪天候の中、400人を超えるお客様にお集まりいただきました。

第1部では「あたり前の暮らしを求めて」というテーマで倉本聰氏に基調講演をいただきました。ご自分の子ども時代の経験をまじえた楽しい講演となりました。

第2部では「AERA with Kids」編集長 中村正史氏をコーディネーターに、倉本氏、タレントで5児のお母様であられる堀ちえみさんが「安心して子を産み育てられる社会」というテーマでディスカッションされました。 「裕福さと幸せ」「男女共働き社会の中での子育て」等、熱のこもった対話が交わされ、フォーラムの趣旨である「人間の営みとしての子育て」について考える時間となりました。

平成21年度保育実践セミナーが11月4日(水)からの3日間、新横浜国際ホテル等で開催「保育課程作ってみたものの」というテーマで始まる。

関東学院大学大豆生田先生の「保育の質を高める自己評価」で保育の質と自己評価の取り組み事例について、2日目の厚生労働省天野保育指導専門官による「保育指針で求める保育課程」では参加者から提出された各園の保育課程を前に和やかにグループ討議が進められた。

埼玉県伊藤先生・名古屋市横地先生による保育指針について実践発表もオリジナリティー溢れるもので、3日目明星大学諏訪先生から環境構成と記録の重要性についての講演で流れがまとまった。

まとめの中で研修部長の伊東先生から参加人数を150名から250名に増やし、会場移動等の謝罪があったが、今回のテーマが現状の最大の関心であり、ニーズに合ったセミナーで参加者の満足度がうかがえる。