- 開催日程
- 2019年9月2日~6日
- 開催場所
- 長野県・茅野市
講座初日はステップⅠ、Ⅱで学んだことを振り返りながらの傾聴ワークから始まりました。2日目の長谷川俊夫氏(白梅学園大学教授)による「保育ソーシャルワーク」の講義では、現代の子どもをめぐる「問題」の状況の中でも「相対的貧困(餓死はしないが、人並みに生きていけない)」についての具体的なお話は、とても印象的でした。そうしたソーシャルワークの知識とアサーティブな態度は、私たち保育士にも必要なことであると、実践演習をとおして痛感させられました。3日目は齋藤崇氏(淑徳大学教授)による 「保育カウンセリングトレーニング」、4日目は清水幹夫氏(多摩心理臨床研究所)による「成長志向の保育カウンセリング」のご講義でした。講義の中では、数名のグループで演習を行ったり、講師の先生のデモンストレーションを目の前で観て学ぶ時間もありました。セッション毎の先生の解説を熱心にメモにとったり、質問が上がったりと、受講生の方々の積極的に学ぼうとする熱意が伝わってきました。
最終日は振り返りとまとめです。グループごとに振り返り、発表し合いました。「またこのメンバーで集まって学び合いたい」との感想も多く、心を開いて話せる一体感を感じ得る講座となりました。
(石塚千恵子/保育カウンセリング企画部)