公益社団法人 全国私立保育連盟

研修報告

保育カウンセラー養成講座 第25回ステップⅢ開催報告

開催日程
平成30年9月3日~7日
開催場所
静岡県・浜松市
 平成30年9月3日から9月7日の5日間にわたり、静岡県浜松市のエクシブ浜名湖において、第25回保育カウンセラー養成講座ステップⅢが開催されました。
 2日目には、西日本に今年最大級の台風が上陸し、3日目には北海道で震度7の地震が起こり、地元に様々な思いを抱きながら受講していた人が沢山いるように見受けられました。しかし、受講生同士寄り添い、温かい連帯感が生まれていました。


 2日目の「保育ソーシャルワーク」で、長谷川俊雄先生(白梅学園大学教授)の講義を受けた受講生からの感想を紹介します。
・ソーシャルワークを学ぶ、知識として持っていることの大切さを感じました。実践の中で取り入れていくこと、命を守っていることの自覚の大切さを改めて感じました。
・カウンセリングやソーシャルワークの違いを理解することができた。


 4日目の「保育カウンセリング理論と技法Ⅵ 自己生成指向カウンセリング」で、清水幹夫先生(多摩心理臨床研究所所長)の講義を受けた受講生からは、
・ロジャーズの話は難しかったが、必要なことなのだと感じました。
・グループカウンセリングを行うことで、問題がより明確になり、どの様に取り組めばいいのか理解することができた。また、ファシリテーターの役割はとても大事であり、この様な経験を沢山していきたいと思う。
等の感想がありました。

 最終日には、本講座のふりかえりを行い、各々が有意義な学びを得て無事に終了することができました。今回の受講を終え、この先一人でも多くの方々が「保育カウンセラー」の道を歩まれることを願っています。

 
(福永磨子/保育カウンセリング企画部)