公益社団法人 全国私立保育連盟

研修報告

平成29年度保育実践セミナー報告

開催日程
平成29年11月8日(水)〜10日(金)
開催場所
熊本県・熊本市
平成29年11月8日〜10日の3日間、ANAクラウンプラザホテル熊本において『新指針・要領を保育実践に活かすには〜保育の中の「幼児教育」と日々の保育を照らし合わせて』をテーマに行いました。

1日目は白梅学園大学学長の汐見稔幸氏より新指針、要領改定(訂)の背景や裏付けとなっている考え方、研究実績などを丁寧に解説いただき、ワークでは「自園で新たに始めてみたいこと」といった内容でグループディスカッションしました。

2日目は東京家政大学教授の那須信樹氏と阿久根めぐみこども園園長の輿水基氏より、主に幼児教育に焦点を絞り進めました。講義では「専門職とは自律性を持つものであり、自分に対する問いかけを忘れてはいけない」という言葉が印象的でした。午後は映像を見ながら「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」に関連付けて保育を考える実践的なワーク等を行いました。

3日目は全私保連研修部の進行により、研修の学びを自園に持ち帰って説明できるよう、「学びのドキュメント」作りを行いました。

来年度の新指針・要領の施行に向けて、ワークを多く盛り込むことで参加者の身になる研修となったことと思います。今回身につけたことを一つでも自園で展開してもらえれば幸いです。
(松浦伸治/全私保連研修部)