公益社団法人 全国私立保育連盟

研修報告

園長セミナー2017 in 琵琶湖

開催日程
2017年9月13日(水)~15日(金)
開催場所
滋賀県・米原市

今年も園長セミナーが盛大に開催されました。滋賀県米原市 エクシブ琵琶湖を舞台に、学びそして深く語り合う全私保連研修部の熱いメッセージを込めた充実した3日間となりました。

平成29年3月に告示された、保育所保育指針の改定をはじめ3法令に関心が高まっています。その中でも、「保育の質の向上と人材育成」のための園内研修について「協働するスタイル」を基本に、保育者が自分で考え行動し、目標を達成できるあり方を中心に参加者の皆さんと共に模索していきました。

初日、2日目は大阪総合保育大学・児童保育学部教授の瀧川光治先生をお迎えし、「協働するスタイルの組織づくりを目指して」、「新指針・要領の理解を園内研修で深めるために~園長の責務として~」、最終日は、岡崎女子大学・子ども教育学部教授の矢藤誠慈郎先生をお迎えして、「協働的組織マネジメントを学ぶ」をテーマに講演いただきました。

グループワークという手法を利用し、立場にとらわれず様々な意見を交わし、受容と共感を繰り返し、目標に向かって協働することを学んで行きました。子どもの育ちを支えるために、リーダーとしてどのようなスタイルが現場にとってふさわしいのかなど、様々な視点から見つめ、引き出しを増やす事ができたと思います。

この研修を通して、園の理念や方針、保育指針を軸にワークシートに記入したことを振り返り、グループワークという手法を活用し、子どもの育ちを支える新たな視点や学びを園全体で協働できる組織を築くことを期待しています。
参加者の皆様、3日間お疲れ様でした。
   (土山法往/全私保連研修部)