公益社団法人 全国私立保育連盟

研修報告

園長セミナー2014 in清里

開催日程
平成26年9月17日~19日
開催場所
山梨県・清里

9月17日から19日にかけて山梨県清里で2泊3日の園長研修が行われました(参加者34名)。制度が変わっていく中、これから進む道を探っていくためにも基本に立ち返った研修を行おうということで企画されたものです。

1日目は保育園開拓期から成熟期までの40年間の保育実践を切り拓いてこられた新澤誠治氏による講演「先輩の歩み」、そして全国の保育園が抱えている「これからどう進むべきか」の課題を公定価格の仕組みを通して考えるきっかけになった長田朋久氏による講演。

2日目は職場の人間関係や学びの質をよりよくしていくための佐藤扶由夫氏・松原美里氏による「チームコーチング」のワークを交えた体験学習。

3日目は3時間に亘り語られた、渡辺久子氏の「子どもの最善の利益と日本の子どもを取り巻く現状」の講演でした。乳児が本来持っている(相手の声や表情から情動・意図を察知する力)をうまく発揮できない現在の子育て環境や母子関係、そのあり様に大きな危機感を抱き『保育所は子ども達の育ちの砦なのです』と私達へのメッセージを手渡された渡辺氏でした。

3日間を通して「子どもたちの最善の利益」を守るために、保育園が果たさなければならない役割を、あらためて学ぶことができた研修でした。

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