公益社団法人 全国私立保育連盟

活動報告

公益社団法人 全国私立保育連盟青年会議
令和3年度 第3回幹事会 報告

 令和3年11月12日(金)13:00から、完全オンラインにおいて令和3年度第3回幹事会が開催されました。三宅弘教先生(岐阜県)議長の元、令和3年度補正予算、令和4年度青年会議中期計画、また令和4年度事業計画及び当初予算について等様々な議案について審議しました。
         
■協議/審議事項
第1号議案 令和3年度補正予算について 
 遠藤副会長(総務部長)より、令和3年度補正予算について、令和3年度も昨年度からの新型コロナウイルス感染拡大の影響により、青年会議の各種研修会や幹事会等計画していた様々な事業に大幅な制限がかかり、令和3年度収支予算においても減額補正となったについて、詳しく説明がされました。

第2号議案 令和4年度中期計画について
 横山会長より、令和4年度青年会議中期計画について、新型コロナウイルス感染拡大による青年会議の現状と課題について説明がされ、合わせて今後ウィズコロナ、アフターコロナに向けて、青年会議として事業をどう展開していくかについて説明がされました。
 【事業展開と対策】
(1)各県代表幹事と全国の現状を共有するために、年に4回の幹事会を開催し、青年会議の連携強化を図ります。
(2)青年会議の連携強化・拡大を図るために、未組織地域での活動を展開し、各地域組織との交流を行います。
(3)青年会議としての活動を発信するために、全国大会を開催し、地元組織の活性や参加者の研鑽を深めます。
(4)次世代のリーダーとして研鑽を積むために、特別セミナーを開催し、議論を深め新しい時代に対応できる人材を育成します。
(5)より魅力的な青年会議を構築するために、新しい事業や研修を開催し、幹事が積極的にチャレンジできる機会を増やします。

第3号議案 令和4年度事業計画、予算について
【企画部】
 松山副会長(企画部長)より、令和4年度企画部事業計画として、広報部と連携を取りながら青年会議新バッジの販売に力を入れていくことについて説明がなされました。また令和4年度の企画部新規事業として保育学生、養成校教員とコラボした研修会を企画していきたいとの意向が示され、対話を設けて相互理解を深めたり、保育の魅力発信、課題解決、就職支援などに繋げていきたいとの説明がされました。また令和4年度特別セミナーについては、地方開催という新たな試みを模索し、宮崎大会が完全オンラインになったこと、会長のお膝元である宮崎市にて実施したいとの意向が示されました。
 企画部令和4年度事業計画の説明後、新規事業を含む令和4年度企画部予算について説明がされました。

【研修部】
 伊藤副会長(研修部長)より、令和4年度研修部事業計画として、時代に見合った新たな保育を創造するための、新たな研修体系を構築していきたいとの方向が示されました。具体的には、これからの保育界に欠かせない『ICT』を大きなテーマとして、様々な角度から継続して学びを深めるために、講師に「世界中の子ども達のいきる力を育てたい」を企業Visionに、スマートフォンやタブレット端末を活用した最先端の教育 コンテンツを提供し続ける、株式会社スマートエデュケーション代表の池谷氏をお招きし、単発で終わる研修ではなく継続研修として実施していきたいとの意向が示されました。研修部令和4年度事業計画の説明後、新規事業を含む令和4年度研修部予算について説明がされました。

【広報部】
 帯田副会長(広報部長)より、令和4年度広報部事業計画として、令和3年度に引き続き全私保連保育通信やホームページ等のツールを利用し、青年会議の様々な事業について積極的な情報発信を行っていくことについて意向が示されました。また青年会議の持つブランドイメージと新たなコンセプトである『Youth Conference with Children』を広く発信していくために、令和4年度の新規事業として、青年会議の新PR動画の作成、また青年会議の新たな会員向け冊子『Youth Conference with Children(仮称)』を年1回発行し、幅広く情報提供を行っていく意向が示されました。広報部令和4年度事業計画の説明後、新規事業を含む令和4年度広報部予算について説明がされました。

【調査研究部】
 堀田副会長(調査研究部長)より、令和4年度事業計画として、第40回全国大会宮崎大会で担当分科会であったコーチング研修会を開催すること、合わせて令和4年度の新規事業として、「社会福祉法人の他事業の実例調査」と題し、社会福祉法人の園経営以外の他事業を調査し、これからの事業運営の可能性について研究を行っていくことについて説明がされました。調査研究部令和4年度事業計画の説明後、新規事業を含む令和4年度調査研究部予算について説明がされました。

【総務部】
 遠藤副会長(総務部長)より、令和4年度事業計画として、幹事会、役員会、選考委員会や全国大会事前協議会を含む青年会議の各種会議計画について説明がされ、合わせて令和4年度新規事業として、幹事の出欠確認、資料のデジタル化や一斉送信、会議運営をしやすくするために「キッズノート」を活用してくことについて説明がされました。総務部令和4年度事業計画の説明後、新規事業を含む令和4年度総務部予算について説明がされました。

第4号議案 特別セミナーについて(企画部)
 令和4年2月9日に開催予定の、青年会議特別セミナー~withコロナ時代を生き抜くための経営とは?~(オンライン開催)について、松山副会長(企画部長)よりセミナーの具体的内容について説明されました。
 セミナーの目玉である講演には、株式会社福祉総研代表取締役の松本先生をお招きし、保育の公定価格の理解を深め、生き残るための経営を共に考えていきたいとの意向が示されました。また、恒例のパネルディスカッションでは「選ばれる園になるためのブランディング戦略とは?(仮)」と題し、これからの保育経営を担う青年保育者として未来ある子どもたちや現場で働く保育者のために、どう変化しなければならないのか、そのヒントを探っていきたいとの意向が示されました。

第5号議案 第41回全国私立保育連盟青年会議 愛知大会について
 竹腰公見愛知大会実行委員長より、大会趣旨文、予算書、運営方法について現段階での説明がされました。
[日時・会場]
日時:令和4年10月27日(木)~令和4年10月28日(金)
会場:名古屋東急ホテル
大会テーマ:PRODUCE~みとめ愛ち~

 本議案においては、幹事の皆様からたくさんの質疑応答があり、より活発な議論が展開されました。こういった議論を、代表幹事の先生方と積極的に進めることでより素晴らしい全国大会になっていくと思います。
 愛知大会の趣旨でもあります、『PRODUCE~みとめ愛ち~』には、子ども、保護者、地域、職員、保育に関わる全て方の認め合いを広げたい、そういった想いが込められています。皆様と共に考え、認め合い、高めあう、そんな素晴らしい全国大会になる、そう確信しています。

上記すべての審議事項については、全会一致により可決されました。